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【ドラマ】NHK特集ドラマ「うつ病九段」を観ました!


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藤井聡太ブームに沸く将棋界で“うつ病”と闘う棋士がいた――

2020年12月20日(日)放送のNHK特集ドラマ『うつ病九段』を観ました。

※『鬼滅の刃』の特番(視聴率14.4%)ではなく、こちらを観ましたよ!

原作を読んだこともあったので、以前の記憶を辿りながら観ました。

 

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©NHK 

 

~あらすじ~

2017年7月、先崎学九段は対局中に突然、思考停止に陥った。

将棋界を揺るがす不祥事に、将棋連盟の広報として対応していた先崎は、同時に将棋映画の監修も手がけ、多忙な日々を送っていた。

精神科医の兄・章は、弟の症状を「うつ病」と断定し、直ちに入院を薦める。

担当医は長期休養と、将棋禁止を命じた。

極度の集中力を強いる将棋は、治療の妨げでしかなかった。

囲碁のプロ棋士でもある妻・繭は、同じ勝負師として必死に支える。

家族や、将棋界を巻き込み、復帰の可能性にかけた、壮絶な闘病生活が始まる。

NHKドラマ公式サイト

 

キャスト

先崎学安田顕

・先崎繭:内田有紀

・先崎春香:南沙良

・先崎章:高橋克実

中村太地渡部豪太

鈴木大介宇梶剛士

佐藤康光前川泰之

羽生善治土屋伸之

藤井聡太鈴木福

・田中悠一:永嶋柊吾

 参照:Wikipedia

 

原作は『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』で、

将棋棋士先崎学さんがうつ病の発症から回復までの経緯を綴った闘病記です。

……漫画やラジオドラマになっていたのは知りませんでした。

 

私は「主演:安田顕」という情報に惹かれて観ることにしました。

安田さんは『水曜どうでしょう』などで有名ですね。

onちゃんの着ぐるみを着たり、牛乳早飲み競争の末にリバースしたりと大活躍です。

 

今回はうつ病のプロ棋士という難しい役を演じていました。

うつ病を将棋で克服しようと立ち向かい、それを奥さんや娘が支え続ける、

ドラマ版は「家族愛」が色濃く表れているように感じました。

 

特に安田さんの演技が良かったです!

実際に先崎さん夫婦に話を聞き、役作りに励んでいたようです。

うつ病発症により変わっていく様子は、見ているこちらも苦しくなるほどでした。

 

約90分という時間に収めるため多少の改変はありましたが、概ね原作通りでした。

原作は先崎さんの体験を淡々と描いていますが、(これがリアルさを引き立てます!)

ドラマでは先崎さんの家族や周囲の方々の想いも描かれていました。

 

精神的に辛い状況で生きる人は多く、

世界にはおよそ3億人ものうつ病患者がいるそうです。

将棋ファンだけでなく、色々な方に見て欲しい作品でした。

 

最後にいくつか私の心に残った言葉などを記します。

 

①漫画より、”うつヌケ”のヒント

・規則正しい日課で生活リズムを取り戻す

・散歩は「うつ」にとって何よりのクスリ

・「必ず治ります」短いメッセージほど効果的

・お見舞いには「みんな待ってますよ」の一言を

 

②小説より、先崎章さんの言葉

うつ病は必ず治る病気なんだ。必ず治る。

人間は不思議なことに誰でもうつ病になるけど、不思議なことにそれを治す自然治癒力を誰でも持っている。

だから、絶対に自殺だけはいけない。死んでしまったらすべて終わりなんだ。」

 

<追記>

以下、リンクです。


コミック版『うつ病九段』発売記念PV

 

 

今週のお題「下書き供養」に参加しました。

この記事は書いてみたものの載せるタイミングを失い、4ヶ月くらい眠っていました……。

お題にもなったということもあり、せっかくなので放出させていただきました。

 

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